上行寺本院(大多喜)もみじ

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お坊さんがアドバイス 「お葬式で後悔をしないためのポイント」

お葬式を行うにあたって、ご遺族は悲しみ、不安、焦りの中で、準備を進めて行かなくてはなりません。しかも、多くの人はお葬式について、ほとんど知識がありません。段取りや葬儀社選びに失敗して後悔する人が多いのは、こうしたことに原因があります。だからといって、元気なうちに準備をするというのも縁起でもないとなかなか難しいものです。

 

ここでは、お葬式で後悔をしないため、これだけ押さえておけば大丈夫というポイントについて述べます。

 

大切な人を亡くしてからお通夜当日までの間に、ご遺族は次に挙げる5つの準備をしなければなりません。(この他にも色々と準備はありますが、その多くは葬儀社がやってくれますし、ご遺族がやらなければならないことも、葬儀社が都度都度に指示してもらえるので、あまり心配することとはありません)。

 

  1. お寺への連絡
  2. ご遺体の安置
  3. 葬儀社を決める
  4. お葬式のうち合わせ
  5. 親類知人への連絡

 

この5点は、お葬式を進めていくにあたって、もっとも大切なポイントです。ですから、このポイントさえ押さえておけば、後悔することは無いと言うことです。以下に、各項目の解説をさせていただきます。

 

1.お寺への連絡

ご家族が亡くなった時、まず連絡しなければならないのは、お寺です。菩提寺(檀家になっているお寺)がある場合は、ご住職に連絡して、ご家族が亡くなったことと、お葬式をお願いしたいことを伝えましょう。

 

お葬式の日程は、火葬場や葬儀会場の空き状況と調整して決めますので、とりあえずご住職の日程を確認し、後日連絡することを伝えます。
また、菩提寺が無い場合は、知人に紹介していただいたり、インターネットで近くのお寺を探したりして、お願いをします。(どのお寺でも受けていただけるわけではないのでご注意ください)
この時、注意しなければならないのは、宗派のことです。宗派にこだわりのある場合は、その宗派のお寺を探すことになります。ただ、あまり宗派へのこだわりが無い場合は、どの宗派でも問題ありません。大切なのは宗派ではなく、「ここなら安心」できるかどうか、ということです。
またお寺へのお布施をどのくらいつつめば(支払えば)いいのかも、不安なことのひとつです。お布施の金額がわからなければ、お寺に「どのくらいおつつみすればいいでしょうか?」と率直に聞いてみましょう。だいたいのお寺は、目安を言ってくれると思いますが、「お気持ちでけっこうです」と言うお寺もあります。「お気持ちで」と言われても、見当もつかないという方も多いでしょう。だから再度、「どうしてもわからないので、教えてください」とお聞きしましょう。

 

上行寺では、菩提寺やお願いするお寺の無い方のため、お葬式を受けております。まずはお気軽にご相談下さい。

 

上行寺 電話 047-433-0296 担当 副住職 遠山 玄秀

 

2.ご遺体の安置

病院で亡くなると、「○○時間以内にご遺体を安置場所に移してください」ということを伝えられます。それで焦ってしまい、ドタバタといろいろな事を決めてしまうことが多いようです。お葬式を進めるにあたって、最も大切なことは、「決して慌てない」ということです。
ただ、病院からご遺体を移動するためには、葬儀社にお願いをしなければなりません。すでに葬儀社がお決まりでしたら連絡してください。お決まりでなければ、病院が葬儀社を紹介してくださるのでご遺体の移動をお願いしてください。ひとつ覚えておいていただきたいことは、お葬式をお願いする葬儀社はスグに決めなくてもいいと言うことです。

 

とりあえず、ご遺体を安置場所まで移動することを葬儀社にお願いして、お葬式をお願いする葬儀社は、ゆっくり考えるということです。(ご遺体の移動をお願いしたからといってお葬式を必ずお願いしなければいけないということではありません。)そうすることで、誰かに相談したり、目星をつけた葬儀社から見積もりをとって比較したりする時間ができます。
また安置場所ですが、通常は、ご自宅ということになりますが、マンションなどでは、棺がエレベーターに乗らないことがあります。その場合、安置場所を確保することになります。ご安置は、葬儀社が持っている施設を使うことが多いようです。ただ、一度ご遺体を預けてしまうと、そこの葬儀社を断りにくくなりますので、その点、多少の覚悟は必要です。
お葬式を依頼するお寺が決まっていれば、お寺にお願いしてみるという方法もあります。上行寺でも、ご遺体の安置はできますので、お気軽にご相談ください。

 

 

3.葬儀社を決める

葬儀社選びは、いいお葬式になるか、不満が残るか、を決める最も重要な要素です。慎重に、焦らずに、葬儀社選びを進めてください。(詳しくは上行寺ホームページからダウンロードできる「お坊さんがアドバイス『いい葬儀社を選ぶポイント』」を参考にしてください)

 

 

4.お葬式のうち合わせ

お葬式のうち合わせは、葬儀社、お寺と行うことになります。葬儀社とのうち合わせするのは大きく分けて3つ。〈いつ、どこで、お葬式を行うのか〉〈どのようなお葬式を行うのか〉〈それがどのくらいの費用になるのか〉です。

 

基本的に葬儀社のスタッフのアドバイスに基づいてプランができあがりますので、スタッフとのコミュニケーションをきちんととることが大切です。当日までに、ご遺族がしなければならないことがいくつかありますが、葬儀社のスタッフがアドバイスや指示をしてくれますので、あまり難しく考える必要はありません。もし、わからないことがあれば、面倒がらずに、すぐにスタッフに確認してください。
またお寺とのうち合わせは、日程を決める他、段取りについていくつかの指示があると思います(葬儀社とのうち合わせに比べ、確認することは少ないです)。また、戒名を考える参考にするため、故人の人となりなどについても聞かれることになります。

 

 

5.親類、知人への連絡

日程と会場が決まったら、親類や友人・知人に連絡をします。会社の同僚、学校の友人、同好会の友人等で、連絡係になってくれそうな方がいたら、ぜひお願いして、連絡してもらいましょう。ただし、親類や特に親しい友人知人などは、直接、電話してお伝えするようにしましょう。

 

また、弔辞をお願いしたい人がいる場合も、この時に依頼します。

このようなポイントをきちんと押さえておけば、当日、きちんとお葬式をしなければいけないという余計なプレッシャーが減り、大切な人を心を込めてお送りすることが出来ます。そして、あの時にこうしておけばよかった等の後悔をすることはないでしょう。

 

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