上行寺本院(大多喜)もみじ

仏事のご案内

上行寺が檀家制度をとらない理由

上行寺は、檀家制度をとっていません。

 

檀家とは、もともとはインド古典語であるサンスクリット語の「ダーナパティ」が語源で、お布施をする人、現代語のスポンサーという意味に似ています。つまりお寺を支える人のことを言います。

 

日本では伝統的に、何十?何百軒の家が、それぞれの地域にあるひとつのお寺を支えてきました。お寺は地域には欠かせない、コミュニティの中心的存在でもあったので、支えるのは当たり前であり、檀家であることのメリットも多かったのです。

 

しかし現代になると、特に都市部では地域コミュニティがだんだんと無くなり、檀家であることのメリットはほとんど無くなってしまいました。その中で、お寺を支える負担、すなわち金銭的な負担だけが残ってしまいました。

 

上行寺が、檀家制度をとらない理由はここにあります。お寺に関わる方々に、必要以上の負担をかけたくないのです。

 

檀家制度の無い上行寺では、寄付等の強制は一切ありません。上行寺の願いは、皆さんに気軽にお寺に来ていただくことです。そして仏教に触れていただくことです。また、悩みや不安がある時に、気軽に相談に来ていただくことです。お寺というものを、仏教というものを、皆さんの心の支えにしたいただきたい。金銭的な負担が、そうしたことを妨げて欲しくないのです。

 

檀家制度という制度でツナガルお寺ではなく、人と人、心と心でツナガルお寺、それがこれからのお寺のあり方だと思っています。

 

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