上行寺本院(大多喜)もみじ

仏事のご案内

お葬式の大切さ

上行寺 本院「あなたは誰のためにお葬式をしますか?」

 

この問いにあなたはどう答えますか?

多くの人は、「亡くなられた人のため」

そう答えると思います。

 

でも、それだけではないのです。

 

 

「亡くなられた人のため」

日蓮宗では、亡くなられた人は霊山浄土に行くと言われております。その霊山浄土では、お釈迦様、日蓮聖人、ご先祖様がお待ちしております。そこへの旅立ちの儀式がお葬式であり、引導なのです。

ですので、お葬式の儀式的な部分は「亡くなられた人のため」なのです。

 

 

「大切な人を亡くされた人のため」

残されたご遺族のためというものです。

お葬式をし、お経を唱え、引導を渡してもらうことにより、亡くなられた人が霊山浄土に無事に旅立てたという安心を得ることができます。また、お葬式をすることにより、一つのけじめをつけることができます。

 

突然亡くなった人、あるいは病気で苦しんで亡くなった人。人の「死」は10人いれば10あり、同じものはありません。悲しみも人それぞれです。ですので、「その人のお葬式」をすることにより、その人の「死」を受け入れるきっかけになります。

 

 

「亡くなられた人とご縁のあった方々のため」

人間は一人で生きているわけではありません。地球、日本、地域、家族という社会の中で生きているのです。その生きていく中で多くの方とご縁を結んでいるのです。そのご縁のあった方々も亡くなられた人とのお別れをしたいのです。

 

親友が亡くなられたのに連絡がこなかったらあなたはどう思いますか?今日では、無縁社会と言われ、地域社会が崩壊していると言われ、人と人とのつながりが希薄になっていてこの部分がどうしても軽視されていますが、大切なことです。

 

お葬式をやらない、あるいは身内だけでやるそういう傾向になりつつある現代社会の結果、人の「死」が私たちの生活から遠くに行ってしまい、さらには「命の大切さ」が軽んじられているのではないかと考えます。

 

上行寺では、「亡くなられた人のため」という部分は当たり前に考えた上で、さらに「その人のお葬式」という点を考え、僧侶の立場でできることを考えながらお葬式に関わらせていただいております。また、「大切な人を亡くされた人のため」この部分も大切と考えております。

 

お葬式ではもちろんのこと、その後も、ご遺族の心のサポートもさせていただきたいということで、積極的に「グリーフサポート、グリーフケア」の考えを取り入れ、僧侶になにができるかを常に考えながら関わらせていただいております。

 

 

このページの一番上に移動